なにがすき?

片づけ、家事を楽に、毎日おだやかに暮らしたい

家事をコントロールしたい 「少しの手間できれいに暮らす」

デニース・スコフィールド「少しの手間できれいに暮らす あなたを変える77の生活整理術」という本を読みました。 

きっかけは昨年読んだ「SINGLE TASK 一点集中術」に推薦書として取り上げられていたためです。

2000年発行の本。

家事の具体的なやり方、というよりは、仕組みづくり、スケジュール、心構え、ということが書かれています。

海外の本だし、生活習慣も違うかな〜と思いながら読みましたが、目から鱗の発見、やってみたいと思う内容などもあり、私も家事をコントロールしたい、という気持ちが強くなりました。

 

今まで行き当たりばったりの家事で、習慣となっていることをやるだけで一日が終わっていましたが(洗濯、掃除、ご飯づくりなどなど)、この本に書かれていることを試してみれば、家事をコントロールして、家事に振り回されなくなるかも! もっと好きなことに時間を使えるかも、と希望が持てる一冊となりました。

 

内容紹介

第1部 やさしい生活整理術について

 家事への考え方、習慣、予定表やスケジュール、リストなど

第2部 毎日を楽しくするキッチンの知恵

 キッチンや冷蔵庫の片づけ、管理、また「献立選択シート」の作り方など

第3部 家族の生活

 子どものもの、思い出のもの、こまごましたもの、ファイル、手伝ってもらう仕組みなど

第4部 収納スペースを少しずつ変えていく

 収納法やどこから手をつければいいか、など

 

やってみようと思ったこと

いくつかすぐできそうなことがあったのでやってみようと思うものを紹介します。 

ひとつの仕事をやっていて、一段落ついたときに、それまで何をしていたか、どこから再開するのかをメモに書く。 

私は家計簿をどこまで集計して、どこまでどんな作業をやったか忘れてしまうので、これは実践しています。

メモに書くと、次何をすればいいのかすぐわかります。

 

献立選択シート

自分が作れる主菜とその材料を書いておく。

これで献立をまとめて立てられるし、材料もすぐわかるので、買い物もまとめてできる。

月2,3回は空白の日を作っておき、冷蔵庫整理の日などに使えば良い。

 

これは試しにスプレッドシートに作ってみました。

素材と、主菜の名前(コロッケ、とかハンバーグとか)、材料(ひき肉、じゃがいも、パン粉など)を書きました。

自分が良くつくるメイン料理、家族が好きな料理などをまとめておいて、材料まで記しておくのは良いですね。

自分が何を作れるかを知るのは大事です。

私は買い物に出る段階で献立を決めていたので、いつも行き当たりばったりが多いのですが、献立を立てて買い物に行くと、スーパーで悩まなくて良いなと思いました。

1週間の献立なら大体考えて、買い物をしておくとあとは作るだけになるので楽になると思います。

 

これは「友の会」の足立洋子さんが「食事作りは頭で考えるのが7割」ということを以前あさイチでおっしゃっていたのを思い出しました。

友の会が紹介している「五法の表」(豚肉、鶏肉、牛肉、ひき肉、魚等の素材を横、揚げる、炒める、蒸す等の調理法を縦にして、表を作り、献立の名前を書く)というのを使って、自分が作れる主菜を知っておくのも良いと思います。

だいぶ前に作ったこともあったのですが、…たまには初心に帰ろう。

 

スケジュール管理と手帳

これも参考になりました。

家事の本でスケジュール帳のことやリストにすることが書かれているものはあまり知らないので、いろいろと発見がありました。

毎日のスケジュール管理のやり方も参考になりましたが、データベースのページを作るのが気になりました。

いつかやることリスト(家事、仕事で)、 買い物リスト、目標リスト、その他家族や友達の誕生日、掃除のスケジュール、やってみたいことリストなどのリストを作って、データベースにするというもの、好きですね。

「いつかやることリスト」は、やるべきことをリストアップし、今日できそうなことがやればやってみる、という使い方をします。

頭の中が「あれやらなくちゃこれやらなくちゃ」状態の私にうってつけの方法だと思いました。

著者はノートではなく、ルーズリーフの手帳のようなので、書いて差し替えるのが便利そうです。

まとめ

家事の土台作りをしっかりして、仕組みを作れたらいいなあと思いました。

家事は毎日のことなので、コントロールできると楽しいだろうな。

好きだと思ったところを引用して終わります。

効率よく家事ができるほど、好きなことをする時間が増えるのです。いったん秩序が達成できれば、費やした以上の自由な時間が手に入ります。(p.4)

 

土台となる秩序がしっかりした家なら、ちょっとした汚れは大した問題ではないのです (p.216)

 

(必要なものが見つからないときの)イライラ、(料理の途中で足りない材料に気づいたときの)焦り、(よくわからずに物事をしているときの)不安は、エネルギーの浪費になります  (p.248)

 

1日に15〜30分かけて何かを週3回やると、驚くべき成果が得られるものです。きつい計画は避けましょう  (p.249)

 

何度か読み返して、家事をコントロールできるように少しずつ頑張っていこうという気分になりました。

家事はやりたいことをやるための手段!

好きなことをたくさん楽しめるよう、家事の仕組みづくりをやっていきたいです。

 

 

 

「シングルタスク 一点集中術」もとても良い本。感想を書いています。

www.hosimito.com

 


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