12月9日の「世界一受けたい授業」で、小林カツ代さんのことが紹介されていました。
カツ代ファンとしてはとても嬉しく、楽しく見させてもらいました。
からあげ、肉じゃが、エビチリの作り方や、カツ代さんの料理の当時画期的な方法、独特のレシピの書き方などが紹介されていました。
私がカツ代ファンになったのは主婦になってからなのですが、カツ代さんのここが好き、というのをまとめてみました。
写真の本は母の本棚からもらったものや、ファンになってから手に入れた本です。
レシピが簡単、短時間でできるものが多い
これはレシピ本を見てもらうとわかると思います。
ひとつの鍋でできるもの、ぱぱっと炒めてどかっとできるもの、カツ代さん自身が超忙しく働くママだったので、簡単なものが多いです。
食材も調味料も、手に入りやすく家庭によくあるものが多いため作りやすいものばかりです。
料理の見た目、量もちょうどよく、そしておいしい
おいしいというのはもちろんです。
我が家ではからあげはカツ代さんレシピを知ってからずっと作っています。
家族に好評なものが多いのです。
簡単なのに、すごくおいしいと言ってもらえることが多い。
量も多め、見た目もドーン!と豪華。
よく食べる家族がいる家庭では助かると思います。
画期的でエコな料理のアイデアが実はたくさんある
テレビでも紹介されていた「からあげ」などは少ない油で揚げるし、グラタンはオーブン予熱無しでスタート…などなど画期的な調理法がかなり昔から紹介されています。
天ぷらの残った衣と油でドーナツを作るとか、試したことは無いのですが、私のエコ心をくすぐります。
簡単でおいしいレシピがたくさん。「ロールキャベツ煮」、「庶民のエビチャーハン(ネーミングも素敵!)」、「にら卵」などなど。
小林カツ代のらくしておいしいものばかり―自分の時間もほしいから
スピーディーにささっとできる料理ばかり。「ときどり」は鶏を焼いて調味料につけるだけの、作りおき料理。ごはんもの、炒め物などたくさん。
エコ視点からの料理。使いきれないなら買わない、買ったら使いきる、油のことを考える、旬のおいしさを味わう、などなど。
実はお菓子やケーキのレシピもおすすめ
私がカツ代さんのレシピ本ではじめて手にとったのは実はケーキの本でした。
ケーキやお菓子の作り方は、簡単、作りやすく、そしておいしいです。
バレンタインのブラウニーはずっとカツ代さんレシピで作っています。
特別な材料が少なく、家庭向けのケーキやお菓子のレシピが多いので、誕生日やクリスマスなど特別な日じゃなくてもよく作って食べます。
ケーキ&パイの基本―やさしい味、きっちり伝えたい (まあるい食卓シリーズ)
ブラウニーはずっとこの中のレシピで作っています。ナッツのケーキやロールケーキなどなど、家庭ですぐ作れるケーキやお菓子の本。
これは名作で、復刊したもの。作り方が図になっていて、すごく簡単。写真は無いけれど作りたくなるものばかり。
私がはじめて買ったカツ代本。ケーキもおやつも本当に簡単。作り方も写真でわかりやすい。
エッセイが面白い
母の本棚からもらってきたカツ代さんの本は読み物としてとても面白い。
心に残る素敵なエッセイもたくさん、そして、途中でよく出てくる料理がおいしそうなんです。
文章がとても好きです。
ご本人もイラストレーターか物書きになりたかったそうなので納得。
何もかもわずらわしいなあと思う日のスープ (講談社+α文庫)
これいちばん好きな本です。「心が少し寒いとき」のレシピなどがすごくあったかい。優しい気持ちになれるエッセイです。
母の本棚からもらってきた本。本当に古い本ですが、子育てや家庭での料理のこと。読み応えのある本です。
カツ代さんのアメリカ留学のエッセイなど。「本が好き」という文章がお気に入りの一冊。
おわりに
カツ代さんの本やレシピが今でも愛されているのは、彼女の人柄や優しさなどが料理のレシピに現れているからだと思います。
知れば知るほど素敵な方だなあと思います。
私はカツ代さんの本は古本屋で見つけるとつい買ってしまいます。
あ、こんな本もあったんだ〜、とうれしくなります。
その中のレシピも簡単で試してみやすいものが多いのです。
あつく語ってしまいましたが、まだ試していないレシピが山のようにあるので、これからもいろいろ挑戦してみたいと思います。
お読み頂きありがとうございました。