赤羽雄二さんの「アクションリーディング」を読みました。
最近、読みたい本が多く、本を借りたり買ったりしては何冊か読んで、あとは積読にしてしまう、という状態に陥り、読書の仕方を変えるべきか…と悩んでいました。
こちらの本は、そんな状況の中、ネットサーフィン中に読んだレビューで、気になり書店で購入した本です。
とても面白い本でした。

アクション リーディング 1日30分でも自分を変える"行動読書"
- 作者: 赤羽雄二
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2016/05/26
- メディア: 単行本
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読みたくても本が読めない理由、できる人が本を読む理由、読書の仕方、時間の作り方、読書習慣の作り方、読書の活かし方、読むべき本の見つけ方といった内容となっています。
この本を読んで気づいたこと、感想を書こうと思います。
これまでの私の本の読み方について、気づいたこと
本ほどコスパが良いものは無い、買ったり借りたりしてたくさん読めば読むほど良いという考えが私にはありました。
そして、書店に本を探しに行っては買い、図書館で読みたい本を見つけては、ほくほくとたくさん借りまくっていました。
結局、そんなに読書できるわけもなく、何冊も並行して読んでは途中やめにしたり、次から次へと積読は増えていく一方。
この本を読んで、その積読にしてしまう状況のことも書かれており、わかるわ〜と思いました。
そして、自分は本に逃げてるな、と気づきました。
するべきことがあるのに、本を読む。
また、本を読むことが良いことだと思っているので、そこで満足してしまい、本を読んだあとの行動に移していないなあと思いました。
本の読み過ぎも良くなくて、1ヶ月に4冊ぐらい読めれば十分なのかな、と思いました。
これからは、時間があれば本を読もう(本を読んでいさえすれば良い)、ではなく、積極的に読書する時間を取り、行動につなげるという「攻めの読書」にしていきたいなあ、と思います。
積読について
この本の中では、本の読み方、読書術といったことも書かれています。
「積読」の消化をしたいということもありこの本を読み始めたわけですが、そのことも本に書かれています。
「積読」って別にいいじゃん、と本を読むまでは思っていたんですが、本がいちばん読めるときはやっぱり買ったその日。
買うときに、その本を読めそうになければ買うな、もしくは、決めた読書時間で読める予定が立つ場合だけ、本を買う、ということでした。
私は書店で次から次へと読みたい本がわいてきて、読めずにある本が何冊あることか。
前に買った本を読むことはあまりなく、一番読みたいのは、やはり一番最後に買った本。
そうなると、読まれずに途中やめの本だらけになってしまいます。
これからは、「1冊」に集中して読み、それから次の本を手にとる、という読み方に切り替えて、並行読みをやめ、積読一掃もしなければと思いました。
読書の活用
読書したあと、行動につなげる。
本はたくさん読まなくてもいい。今までたくさん本を読みたいのに、と思っていたけれど、行動に移してこその読書。
ブログに書いたり、仕事や生活に活かしたりといった、アウトプットの時間も多く取ろうと思います。
その他の気づき
赤羽さんの本の読み方ですが、マーカーで線をひいたり、ページを折る、本に日付や評価を入れる、ということは、参考になりました。
また、「月に読む冊数を決めたらそれを超えて本を読まない、本に逃げ込むのはやめよう」という部分は、私にとって新しい発見でした。
今の読書量では足りない、本は読めるだけ読みたい、と思っていた私。
しかし、ひたすら読むより、読んだことを吸収して成長することが大切。
アウトプットを意識しながら、読書→行動につなげていきたいなと思いました。
「チャレンジシート」というものも紹介されていました。
赤羽さんは、メールくださればすぐお返事します、と本のいたるところに書かれていますし、Facebookコミュニティも作られています。
すごくフットワークの軽い方だなあという印象を受けました。
私がやりたいこと
むやみに本を買ったり借りたりしすぎない。
買った本をすぐ読む。
積読解消の努力をする。
読書のアウトプット、ブログに書く。
1ヶ月4〜5冊の本を読む。読みすぎない。
「チャレンジシート」を活用するなどして行動にうつせる読書をする。
読書の時間を決める。
「アクションリーディング」は、読書に対する考え方が変わる面白い本でした。
最後までお読み頂きありがとうございました。