先日、「アクションリーディング」を読んでから、今までと少し読書の仕方を変えてみることにしました。
積読ばかりが増えていた
私のこれまでの読書の方法ですが、書店や図書館といった本のあるところが好きで、週4日以上は出かけていって、そのたびに本をたくさん借りたり買い込んだりしていました。
おかげで増えるのは積読ばかりでした。
買うときは「これを読んだらためになりそう!」「変われそう!」と、絶対読もうと思って買うのですが、結局新しい本が手元にくればそちらを優先してしまいます。
結局、本の中の読みたい所だけ読む、といった結果になり、最初から最後まで全部読んだといえる本は本当に少なかったのです。
本を読んで行動につなげる、ということもあまり意識していませんでした。
また、本を読みたいんだけど読書の時間をうまく確保することができていませんでした。
スキマ時間に読もう、と思っても、スマホやパソコンをしながらのダラダラ読書にになっていたし、逆に小説などは一日中読んでいて、こどもが帰ってきてもまだ読み続けて、小説の結末はわかったけれど、家事はできていなくて焦る、ということもよくありました。
というわけで、本との付き合いかたを変えねば、と思っていたときに「アクションリーディング」を知り、読んで、これは実行したい、と思いました。
読書の仕方で変えたこと
私がこの本を読んでためそうと思ったことは、
手元にある本を減らす
読書の時間を決める
今読みたい本を読み終えるまで本を増やさない
ということです。
「手元にある本を減らす」というのは、まず図書館で借りていた本を返しました。
たぶんしばらく読まないであろう本を、2階の引き出しへ移動。(いずれまとめて売りにいくつもり)
これで、「追われている感」が減りました。
本当に今読みたい本、を選ぶことができます。
「読書の時間を決める」のは、一日の中でいろいろなスキマ時間を見つけて細切れに読むのではなく、30分〜1時間、読書時間を設けて読むことに。
今まで自由に使えるまとまった時間があってもスマホやパソコンをしてしまっていたので、その時間を読書にあてることにしました。
外出したとき、30分ぐらいカフェに行って読書することもあります。
「今読みたい本を読み終えるまで本を増やさない」はそのまま。
図書館に行っても、たくさん借りるのをやめました。
書店に行ったら、すぐ買わずに、今のを読み終わったら次これ読もう、と検討しておくことに。
数日たつと、読みたい気持ちが冷めていたりするので、「いったん持ち帰り」で良かったなあと何度か思いました。
書店に行くとき、その時の気分や困っていることでピンと来る本があり、そういう本ばかり買っていたのですが、すぐ読めない場合も多く(読む時間が確保できていれば、割とすぐ読めるのですが)困っていることが解決したり、買ったことでブームが去ったり(読んでもないのに解決した気がする)、結局読まれないままの本が増えていた、という自分の傾向に気づくことができました。
まとめ
このような感じでいつも読みたい本をたくさん抱えている状況を改善できてきました。
本当に今読みたい本をじっくり一冊ずつ、読めるようになってきました。
そして、その本からしっかり吸収しよう、という気持ちになってきました。
大事なのは、読んで行動にうつすこと。
パラパラ読んで満足していたけれど、それでは小手先のノウハウばかりが増えて、実際に著者が伝えたいことを取り込んでいなかったのかもしれません。
本の読み方は人それぞれで良いと思いますが、私のように、読めない本を抱えて、たくさん読んでもあまり身についてないなあと感じる方は、ゆっくりじっくり一冊の本を読むというのも良いかと思います。
またこれは主婦目線ですが、読書の時間を決めることで、家事と読書との時間を両立することでどちらもストレスなくできるし、家計の面でも一週間に一冊ほどをしっかり読むのであれば本にお金をつぎ込むことも減り、良いなと思いました(今までどれだけ使っていたか…)。
お読み頂きありがとうございました。