ものひとつひとつと向き合うことができると、役目が終わったものは捨てられるかもしれない。
家にあるものを、ひとつひとつ見ていこう。
例えば調理道具や食器など。
・これはよく使った。使える。お気に入りだ。
・使い切ったので買い換えよう。
・まだ使えるけれど、わたしにとっては十分に役目を果たした。
・わたしにとっては、使いづらかった。
・まったく使わなかった。これからも使うことは無いだろう。
例えば本。
・面白そうだから買ったけど、読めない。
・これから読む。
・最後まで読んでおもしろかった。
・この部分が気に入った。
・殿堂入りだからとっておく。
こどものもの。
・こどもがよく遊んだ、これからは遊ばないだろう。
・一部だけお気に入りだけど、ほかは必要ないだろう。
・こどもがよく勉強した。よく読んだ。成長した。
・気に入ってたくさん着た。
・気に入らなくて全然着なかった。
家に入ってきたものは、わたしなりに使って、それぞれの役目を果たしていると言える。
そこから、お気に入りはとっておくし、用がすんだのなら、さようならをする。
ものと向き合って、自分との関わりが終わった、過ぎたと思えるものは、減らしていけるかもしれない。
もの自体はきれいで新しくて、まだ使えたとしても、自分にとっての役目がもう果たされたのなら、とっておかなくても良いだろう。
食べ物は食べる。
本、紙類は読む、情報を得る。
服は着る。
食器や雑貨は使う。飾る。
そうしてものと向き合い、使い切り、ものとお別れしていきたい。
家に入ってきたものは、なんらかの形でわたしの役に立っている。
それからまた、新しいものが家に入ってくる。
入ってきたからといって、家にずっとおいておいて、役目が終わったものも抱えていると家からはものが出ていかない。