「「挫折しない整理」の極意」という本を読みました。
私は整理収納の本や暮らし系の本、捨てることに関する本など、好きでけっこう読むのですが、この本はまた新しい視点で片づけを考えられることができる本だと思います。
2004年の本ですが、古く感じません。
普段、家を綺麗にしたい、モノを捨てたい、どうしてうちはモノが多いんだろう…と悩んでいますが、論理的に、モノの整理について考えられる本でした。
家にあるモノは3種類なのです。
「材料モノ」、「道具モノ」、「愛着モノ」。
「材料モノ」は食材とか日用品、消耗品の類。使いきってゴミ箱に流れるモノです。
「道具モノ」は、能力を拡大させるモノ、たとえば調理器具や衣料品、家電や車、趣味のモノ。
「愛着モノ」は思い出グッズなどなど。
そしてそこには入らないものが「使わないモノ」です。
この3種類のモノはどういう風に家の中で役目を果たそうとし、そしてどう整理して行けば良いのかが書かれていました。
モノ減らしたい!、捨てたい!と、いつもモヤモヤしていましたが、この本を読みながら、モノの分類をしていき、モノと向き合ってゆっくり納得して整理していくのがいいかな、と思いました。
ぐさっときた箇所
- すべてのモノは過去に流れます。
- 人は未来に向かい、モノは過去に流れます。
本の中に登場するイラストも分かりやすくて、 どこかかわいらしさを感じます。